深ダンプとは?一般ダンプとの違いと中古車選びのポイント

深ダンプとは?一般ダンプとの違いと中古車選びのポイント

深ダンプは、一般的なダンプカーよりも荷台が深く設計されており、かさばる資材や大量の土砂を効率よく運ぶのに最適な車両です。

本記事では、深ダンプの基本情報や一般ダンプとの違い、中古車を選ぶ際のポイントをわかりやすく解説します。また、よくある質問にもお答えし、購入・運用に役立つ実用的な情報をお届けしするのでお読みください。

深ダンプとは?

深ダンプとは?

深ダンプとは、荷台のあおり(側面)や床面の高さが一般的なダンプカーよりも深く設計されている特殊なダンプトラックです。その構造により、軽量でかさばる資材や大量の土砂、廃材などを一度に多く積載することが可能で、建設現場や解体工事、産業廃棄物処理など幅広い現場で使用されています。

荷台が深いので荷崩れのリスクが少なく、安全性や作業効率が向上するのも大きなメリットです。また、荷台の昇降には油圧装置が使用されるため、積み下ろしの性能やスムーズな動作も求められます。運搬効率を高めたい現場では非常に重宝される車種です。

一般ダンプとの違い

一般ダンプとの違い

深ダンプと一般ダンプの最大の違いは、荷台の深さと積載物の種類にあります。

一般ダンプは主に砂利や土砂など重量物の運搬に適しており、荷台のあおりが浅めで、積み下ろしがスムーズに行える構造です。

一方、深ダンプは荷台が深く、軽量でかさばる資材や廃材、木くずなどを多く積むのに適しています。そのため、積載重量よりも「かさ」を重視する用途で使用されるのが特徴です。

また、荷台の深さに応じて重心が高くなるため、走行時や荷下ろし時の安定性には注意が必要です。使用現場や積載物の性質によって、適切なダンプの種類を選ぶと良いでしょう。

関連記事:【最新版】土砂禁ダンプとは?購入時のチェックポイントや積載物、規制について解説!

中古深ダンプ購入時のチェックポイント4つ

中古深ダンプ購入時のチェックポイント4つ

中古の深ダンプを購入する際は、新車とは異なり車両の状態や過去の使用状況をしっかりと見極める必要があります。失敗しない中古深ダンプ選びのために、特に注目したい4つのチェックポイントをご紹介します。

1.年式と走行距離の見方

中古深ダンプの購入時には、まず「年式」と「走行距離」の確認が基本です。しかし、単純に「新しいから良い」「走行距離が少ないから安心」とは言い切れません。

深ダンプは建設現場や産業廃棄物処理など過酷な環境で使われるため、短距離の運行でも車体に大きな負荷がかかっているケースが多く見られます。そのため、走行距離が少なくてもメンテナンスが不十分な車両や、逆に走行距離が多くても定期的に整備されていた車両のほうが状態が良い場合もあります。

年式と走行距離はあくまで参考にとどめ、他の要素とあわせて総合的に判断しましょう。

2.荷台の状態確認

深ダンプの要とも言える荷台部分は、積み荷によるダメージや経年劣化が特に出やすい箇所です。床面にはへこみ、割れ、腐食、溶接跡などがないか丁寧にチェックし、特に鋼板の劣化や穴あきには注意が必要です。

さらに、コボレーン(自動開閉する荷台後部の装置)の作動状況も確認し、スムーズに開閉できるか、異音や引っかかりがないかを見ましょう。荷台の昇降を担う油圧装置も、オイル漏れや反応の鈍さがある場合は修理が必要になるため、実際に動作させて状態を確認しましょう。

これらの部分に不具合があると、後々の修理費用がかさんでしまう可能性があります。

3.必要な装備・オプションの確認

深ダンプは使用目的に応じて、さまざまな装備やオプションが必要となります。たとえば、廃材の飛散を防ぐ荷台カバー、自動シート、増設されたサイドミラー、バックモニター、安全警告装置など、現場ごとのルールや作業内容に適した機能が備わっているかを確認しましょう。

また、冬場の使用が多い地域ではスタッドレスタイヤや寒冷地仕様の有無も重要です。後付け可能な装備であっても、車両によっては取り付けに手間や費用がかかるケースもあるため、最初から必要な装備が揃っている車両を選ぶほうが経済的です。

4.整備記録と車検証の確認ポイント

整備記録簿は、その車両がどのようにメンテナンスされてきたかを知る重要な手がかりです。エンジンオイルやブレーキの交換履歴、故障修理の内容などが記録されていれば、これまでの使われ方や整備状況が把握できます。

定期的に点検が行われている車両は、トラブルのリスクも少なく安心です。加えて、車検証では過去の所有者情報や使用用途(自家用・事業用)、事故歴の有無を確認しましょう。

名義変更の回数が多い場合や、使用者が法人であった車両などは、業務用に酷使されていた可能性があるため、慎重な判断が求められます。また、車検の有効期限がどのくらい残っているかも購入後の維持費に直結するため、必ずチェックしておきましょう。

トムコの「特殊車両の早期収益化」サービスとは?

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深ダンプでよくある質問3つ

深ダンプでよくある質問3つ

深ダンプについて、特に多く寄せられる3つの質問をピックアップし、初心者にもわかりやすく解説します。

質問1.深ダンプの主要メーカーや人気モデルにはどのようなものがありますか?

質問1.深ダンプの主要メーカーや人気モデルにはどのようなものがありますか?

参考:いすゞ「ギガ」

深ダンプは、いすゞ・日野・三菱ふそう・UDトラックスといった国内主要メーカーから多くのモデルが販売されています。人気の高いモデルとしては、いすゞ「ギガ」や日野「プロフィア」、三菱ふそう「スーパーグレート」などがあり、いずれも耐久性・積載性能・整備性に優れ、長年にわたって高評価を得ています。

用途や積載物の種類に応じて荷台の形状や装備をカスタマイズできるモデルも多く、ニーズに合わせた選択が可能です。中古市場でもこれらの車種は流通が多く、部品の入手や整備対応にも安心感があります。

質問2.深ダンプを長期使用するための効果的なメンテナンス方法は?

深ダンプを長く安全に使うためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。まず重要なのは、荷台まわりの点検です。床面やあおり板に腐食やクラックがないかを定期的に確認し、早期に補修を行うと大規模な修理を防げます。

また、荷台の昇降に使用される油圧装置はオイルの量や漏れ、シリンダーの動作に異常がないかを常にチェックが重要です。さらに、車体全体の点検では、エンジンオイルや冷却水、ブレーキパッドなど基本的な消耗部品の管理も怠らず、整備記録を残しておくとトラブルを未然に防げます。

質問3.深ダンプの免許や資格要件は何ですか?

質問3.深ダンプの免許や資格要件は何ですか?

参考:中型免許

深ダンプを運転するには、車両のサイズと積載量に応じた運転免許が必要です。一般的に使用される深ダンプは中型または大型車両に該当するため、中型免許(最大積載量5トン以上)または大型免許(最大積載量6.5トン以上)が求められる場合が多くあります。

積載量や車両総重量によって必要な免許が異なるため、購入前に必ず仕様書や車検証で確認しましょう。また、業務で使用する場合は「運送事業」の許可や、荷物の性質に応じた特別な資格(廃棄物収集運搬業など)が必要になるケースもあります。

安全運転管理者の選任義務や、定期的な運転者講習の実施も重要な要素となります。

まとめ

まとめ

深ダンプは、一般ダンプと比べて荷台が深く設計されており、かさばる資材や大量の廃材を効率よく運搬できる優れた車両です。中古車を選ぶ際には、年式や走行距離だけでなく、荷台の状態や装備内容、整備記録などを総合的な確認が重要です。

本記事を参考に、自分の使用目的に合った深ダンプを見極め、安心・安全な運用を目指しましょう。なお、トムコでは架装や修理・部品調達まで、お客様のニーズに合わせたサービスを提供しています。

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