パワーゲート付きトラックは、重量物の積み下ろしを効率化し、ドライバーの身体的負担を軽減する上で不可欠な存在です。しかし、高価な新車ではなく中古での購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、中古のパワーゲート付きトラックを検討している方に向けて、そのメリットやデメリット、最適な車両を選ぶためのポイント、そして購入時に気をつけるべき注意点を徹底的に解説します。
あなたの事業に最適な中古のパワーゲート付きトラックを見つけるための知識が身につきます。ぜひ最後まで読んで、後悔のない賢い中古車選びを実現してください。


パワーゲート付き中古トラックを選ぶ際の3つのポイント

パワーゲート付き中古トラックは、種類や状態が多岐にわたるため、闇雲に選んでしまうと業務に合わない車両を購入してしまう可能性があります。ここでは、後悔しない車両選びのために大切なポイントについて解説します。
1.業務内容に合わせたパワーゲートの種類選び
パワーゲートには、主に以下の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。
・垂直式
荷台の後ろに垂直に昇降するタイプで、荷物の揺れが少なく、重心が不安定なものや転がりやすい荷物の運搬に適している。アーム式と比較して安価な点がメリット
・格納式
荷台の下に収納できるタイプ。荷台を最大限に活用できるため、フォークリフトでの積み下ろしなど、パワーゲートを使わない作業が多い場合に便利
・アーム式
荷台からアームが伸び、スロープのように傾斜させて荷物の積み下ろしを行うタイプ。重心が低い重量物の運搬に向いている
業務で主に運ぶ荷物の種類や、積み下ろしを行う作業環境を考慮して、最適なタイプのパワーゲートを選びましょう。
2.積載量やプラットフォームのサイズ確認
車両を選ぶ際は、パワーゲートの耐荷重(昇降能力)とプラットフォームのサイズを必ず確認しましょう。耐荷重は、運ぶ荷物の重さに耐えられるかの大切な指標です。
積載予定の最大重量よりも余裕のある耐荷重を持つ車両を選ぶと、安全な作業を確保できます。また、プラットフォームのサイズは、荷物の積み下ろしをスムーズに行うために欠かせません。
3.車両本体とパワーゲートの状態チェック
中古車両を購入する際は、パワーゲート本体だけでなく、車両全体の状態も徹底的にチェックする必要があります。パワーゲートについては、油圧や電気系統の動作に問題がないか、異音や油漏れがないかを必ず確認しましょう。
また、車両本体は、エンジンやブレーキの動作、荷台の床面やシャーシの腐食、タイヤの摩耗などをチェックしてください。整備履歴や修理履歴が確認できると、より安心して購入できます。専門的な知識がない場合は、専門家と一緒に現車確認を行うと安心です。

おすすめの中古パワーゲート付きトラック車種5選
中古のパワーゲート付きトラック市場で人気が高く、信頼性も高い車種をご紹介します。それぞれの特徴を参考に、自分の用途に合った一台を見つける参考にしてください。
1.いすゞ エルフ

参考:いすゞ エルフ
エルフは、小型トラック市場でトップクラスのシェアを誇る信頼性の高い車種です。燃費性能に優れており、経済的な運用が可能な点が大きな魅力です。
また、流通量が非常に多いため、中古市場でも豊富な選択肢から、年式や仕様の異なるパワーゲート付き車両を見つけやすいでしょう。頑丈な作りと、街中の配送から引っ越しまで幅広い用途に対応できる汎用性の高さから、多くの事業者に選ばれています。
耐久性が高く、メンテナンスもしやすいので、安心して長く使える一台を探している方におすすめです。
2.三菱ふそう キャンター

参考:三菱ふそう キャンター
キャンターは、その力強い走りと優れた積載能力で、小型トラックの定番として高い人気を誇ります。特に、パワーゲートを搭載したモデルは、重量物の積み下ろしを頻繁に行う業務でその真価を発揮します。
中古市場でも多く流通しており、安定した性能と耐久性から、安心して購入できる車種の一つです。長年の実績に裏付けられた信頼性で、日々のハードな作業を支える特殊車両として、多くのドライバーに選ばれ続けています。
3.日野 デュトロ

参考:日野 デュトロ
デュトロは、優れた経済性と環境性能を両立した小型トラックです。運転席の居住性が高く、長時間の運転でも疲れにくいように設計されているため、ドライバーの負担を軽減できます。
また、パワーゲート付きのモデルも豊富にあり、中古市場でも状態の良い車両が見つかりやすい傾向にあります。高い積載能力と燃費の良さから、物流業界だけでなく様々な業種で幅広く活用されており、コストパフォーマンスに優れた中古車を探している方におすすめです。
4.日産 アトラス

参考:日産 アトラス
アトラスは、コストパフォーマンスに優れた小型トラックとして、中古市場でも人気が高い車種です。他の同クラス車両と比べて比較的安価に手に入れられるモデルが多く、初期費用を抑えたい新規事業者や、予備車両として導入したい場合に適しています。
また、シンプルな構造でメンテナンスがしやすく、維持費用を抑えられる点も大きなメリットです。パワーゲート付きのモデルも流通しており、手軽に導入できる信頼性の高い中古車として選ばれています。
5.マツダ タイタン

参考:マツダ タイタン
タイタンは、長年にわたり商用車として活躍してきた実績のあるトラックです。コンパクトなサイズながらも高い積載能力を持ち、細い路地や狭い場所での配送でも取り回しが良いのが特徴です。
中古市場でも手頃な価格帯の車両が多く、手軽にパワーゲート付きの中古トラックを導入したい場合に適しています。シンプルな設計で信頼性が高く、初めて中古車を購入する方でも安心して選べる一台です。

パワーゲート付き中古トラックを選ぶ4つのメリット

中古のパワーゲート付きトラックの選択には、主に4つのメリットがあります。新車にはない中古ならではの利点を理解し、賢い車両選びに役立てましょう。
1.導入コストを抑えられる
中古のパワーゲート付きトラックは、新車に比べて車両本体価格が大幅に安いため、導入コストを大きく抑えられます。特にパワーゲート付きの特殊車両は新車だと高額になりがちですが、中古市場であれば予算を抑えて購入できるのが大きなメリットです。
これにより、新規事業の立ち上げや、スポット的な業務が多い場合でも、初期投資を抑えつつ車両を導入できます。予算が限られている方にとって、費用対効果の高い選択肢と言えるでしょう。
2.納車までの期間が短い
新車の場合、メーカーへの発注から製造、架装まで含めると、納車までに数ヶ月かかる場合も珍しくありません。一方、中古車はすでに完成している車両を選ぶため、購入手続きがスムーズに進めば、比較的短期間で納車されます。
すぐにでも車両が必要な緊急性の高い状況や、事業の立ち上げを急ぐ場合に大きなメリットとなります。
3.多様な選択肢から選べる
年式や走行距離、積載量、ボディタイプはもちろん、パワーゲートの種類や仕様が異なる多種多様な車両が流通しています。すでに生産が終了したモデルや、特定の架装が施された希少な車両を見つけられる可能性もあります。
これにより、あなたの事業内容や予算、特定のニーズに最も合った最適な一台を、柔軟にできるでしょう。
4.減価償却しやすい
中古車の場合、税務上の法定耐用年数が新車よりも短く設定されています。具体的には、法定耐用年数をすでに経過している車両でも、一律で2年以上の耐用年数が適用されます。
このため、購入費用を短期間で経費として計上可能で、節税効果が期待できるのです。これにより、事業の初期段階でかかる費用を抑えたい場合や、短期的なプロジェクトで車両が必要な場合に大きなメリットとなります。

パワーゲート付き中古トラック選びで確認すべき3つのポイント

中古のパワーゲート付きトラックを後悔なく選ぶためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。特に注意すべき3つのポイントを解説します。
1.種類と耐荷重の確認
パワーゲートには、アーム式、垂直式、格納式など、複数の種類があります。それぞれの種類によって、積み下ろしの効率や、どのような荷物に適しているかが異なります。
最も重要なのが耐荷重です。昇降させる荷物の最大重量を正確に把握し、それに耐えうるパワーゲートを搭載した車両を選ぶ必要があります。
耐荷重が不足していると、故障の原因になるだけでなく、重大な事故につながる可能性もあります。
2.車両とパワーゲートの状態確認
中古車は、新車と異なり、これまでの使用状況によって状態が大きく異なります。エンジンやミッション、ブレーキといった車両の基本性能はもちろん、パワーゲート本体の動作確認が特に重要です。
実際に昇降してみて、異音や動作の不具合がないか、油圧シリンダーからの油漏れがないかなどを細かくチェックしましょう。また、プラットフォームの歪みやサビ、腐食の有無も忘れずに確認してください。
3.メンテナンス履歴の有無
良質な中古車を選ぶ上で、メンテナンス履歴は非常に重要な情報です。定期点検や修理の記録がしっかりと残っている車両は、前のオーナーが適切に管理していた証拠であり、安心して購入できます。
購入後も安心して使用するため、販売店に整備記録簿の開示を求め、どのようなメンテナンスが施されてきたかを確認しましょう。

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パワーゲート 中古でよくある3つの質問

パワーゲート 中古でよくある質問を3つご紹介します。それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
質問1.パワーゲートの耐用年数はどれくらいですか?
パワーゲートの耐用年数は、使用頻度やメンテナンス状況によって大きく異なります。一般的には、10年から15年程度が目安とされていますが、定期的な点検や整備を行えば、より長く安全に使用可能です。
中古車両を購入する際は、パワーゲートの整備履歴や状態をしっかりと確認しましょう。
質問2.中古トラックに後からパワーゲートを取り付けられますか?
パワーゲートの後付けは可能です。しかし、パワーゲートを装着すれば車両の総重量が重くなり、車検や構造変更手続きが必要になる場合があります。
また、後付けにかかる費用や手間を考慮すると、最初からパワーゲートが搭載されている中古車両を購入したほうが効率的で安上がりなケースが多いです。
質問3.中古トラックの購入はどこでできますか?
中古トラックは、中古トラック専門の販売店や、オークション、インターネットの中古車情報サイトなどで購入できます。
特に、中古トラック専門の販売店は、特殊車両の知識が豊富なスタッフが在籍している場合が多く、車両の状態やパワーゲートの動作について詳しく説明を聞けるため、安心して購入できます。
また、販売店によっては、購入後のメンテナンスや修理にも対応してくれる場合があります。
なお、中古トラックオークションで高品質車両を見抜く判断基準については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
関連記事:中古トラックオークション!高品質車両を見抜く5つの判断基準

まとめ
まとめ
パワーゲート付き中古トラックの導入は、初期費用を抑えつつ、ドライバーの身体的負担を軽減し、業務効率を向上させるための有効な手段です。車両選びの際には、パワーゲートのタイプや耐荷重、そして車両全体の状態を慎重に確認しましょう。
中古車両を専門に扱う業者であれば、パワーゲートの整備や修理に関する専門的な知識も豊富にあるため、安心して相談できます。
本記事で解説したポイントを参考に、ご自身の事業に最適なパワーゲート付き中古トラックを見つけ、効率的で安全な物流を実現してください。
パワーゲート付き中古トラックの導入は、専門的な知識がないと難しいと感じるかもしれません。しかし、トムコのように特殊車両の販売から架装、メンテナンスまで一貫してサポートしてくれるサービスを利用すれば、時間や費用、専門知識に関する課題を解決し、スムーズな導入が実現します。
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