中古のクレーン車選びで失敗しない!チェックすべき5つのポイントをご紹介!

中古のクレーン車選びで失敗しない!チェックすべき5つのポイントをご紹介!

中古のクレーン車は、新車よりも初期費用を抑えられるため、多くの事業者にとって魅力的な選択肢です。しかし、高価な買い物であり、安全に関わる重要な車両であることから、購入時には慎重な判断が求められます。

特に、年式や走行距離、見た目だけで判断すると、購入後に思わぬ修理費用が発生したり、安全な作業に支障をきたしたりするリスクがあります。本記事では、中古のクレーン車を選ぶ際にチェックすべき5つのポイントを解説します。

また、クレーン車の種類や、購入後のメンテナンスや修理に関する情報も網羅的にご紹介します。記事を読めば、あなたの事業に最適な中古のクレーン車を安心して見つけられるでしょう。

中古のクレーン車の主な3つの種類

中古のクレーン車の主な3つの種類

中古のクレーン車にはいくつかの種類があり、それぞれ得意な作業や特徴が異なります。ここでは、主に流通している3つのタイプについて解説します。

1.積載型トラッククレーン(ユニック車)

積載型トラッククレーン、通称ユニック車は、荷台とクレーンが一体となった最も一般的なタイプです。トラックにクレーンを架装しているため、荷物の積み下ろしから運搬までを1台で完結できる点が最大のメリットです。

市街地や狭い現場での資材運搬、家屋の解体作業、建築資材の揚重など、幅広い用途で活躍しています。クレーンメーカーとしては、古河ユニック(赤いブーム)やタダノ(青いブーム)が有名です。

なお、ユニック車については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

関連記事:ユニック車とは?種類・メリット・デメリットを徹底

2.レッカー型トラッククレーン

レッカー型トラッククレーンは、車両の牽引や重量物の据え付け作業に特化したタイプです。通常のユニック車よりもブームが短いものが多く、車両後部にウィンチを装備しているのが特徴です。

事故車のけん引や、工場内での大型機械の設置など、特定の用途で高い能力を発揮します。ただし、荷台がないため、積載運搬作業はできません。

3.ラフテレーンクレーン

ラフテレーンクレーンは、不整地での作業に特化したクレーンです。「ラフタークレーン」とも呼ばれ、四輪駆動や四輪操舵によって悪路でも高い走行性能を発揮し、狭い場所でも小回りが利くのが特徴です。

一つの運転室で走行とクレーン操作の両方が行えるため、現場内での移動や作業をスムーズに進められます。建設現場や土木工事など、足場の悪い場所で活躍します。

なお、ラフタークレーンについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

関連記事:【ラフタークレーンとは】種類・免許・レンタル相場まで解説

クレーン車メーカーのおすすめ4社

中古のクレーン車を選ぶ上で、主要なメーカーごとの特徴を把握しておくことも重要です。メーカーによって得意とする分野や製品の強みが異なるため、自身の事業内容に最適なメーカーの車両を検討する際の参考になります。

1.株式会社タダノ

1.株式会社タダノ

参考:株式会社タダノ

株式会社タダノは、建設用クレーンや高所作業車などを製造する世界最大手級のメーカーです。特に油圧式クレーンの分野で高い評価を得ており、製品の信頼性と耐久性に優れている点が大きな特徴です。

幅広いラインナップを取り揃えており、小型から大型まで様々なクレーンを製造しています。タダノのクレーンは、青いブームが特徴的です。

2.株式会社加藤製作所

2.株式会社加藤製作所

参考:株式会社加藤製作所

株式会社加藤製作所は、1895年創業の歴史ある建設機械メーカーです。ラフテレーンクレーンやオールテレーンクレーンといった大型クレーンの開発・製造に強みを持ち、業界のパイオニアとして知られています。

また、油圧ショベルや特殊車両の設計から販売、アフターメンテナンスまでを一貫して手掛けており、国内外の社会インフラを支える製品を提供しています。

3.古河ユニック株式会社

3.古河ユニック株式会社

参考:古河ユニック株式会社

古河ユニック株式会社は、トラック搭載型クレーンのトップメーカーであり、その代名詞ともいえる「ユニック」ブランドを展開しています。1961年に日本で初めてこのタイプのクレーンを発売して以来、物流の効率化・省力化に貢献してきました。

製品の信頼性と安全性の高さが評価されており、赤いブームは多くの現場で活躍しています。クレーンだけでなく、ミニ・クローラクレーンやユニックキャリアなど、幅広い製品を手がけています。

4.株式会社前田製作所

4.株式会社前田製作所

参考:株式会社前田製作所

株式会社前田製作所は、建設機械や産業用機械を製造するメーカーです。独自性から「かにクレーン」と呼ばれるミニクローラークレーンは国内外で高く評価され、世界50か国以上で活躍しています。

これは、一般的なクレーン車が入ることのできない狭い現場でも作業できるため、多くの現場で重宝されています。また、建設機械メーカー「コマツ」の総販売代理店も務め、建設機械のトータルサポートを提供している企業です。

中古のクレーン車を選ぶポイントは5つ

中古のクレーン車を選ぶポイントは5つ

中古のクレーン車を検討する際には、車両の年式や走行距離だけでなく、クレーン部分の状態を特に詳しく確認することが不可欠です。購入後のトラブルを防ぎ、安全な作業を継続するために、以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。

1.クレーン部分の動作確認

最も重要なのは、実際にクレーンを動かしてみて、各部の動作を確認してください。ブームの伸縮がスムーズか、旋回時に異音やタイムラグがないか、フックの昇降が正常に行えるかなどを入念にチェックしましょう。

特に、ラジコン付きの車両の場合は、ラジコンの動作も合わせて確認してください。油圧系統に問題があると修理に高額な費用がかかる可能性があるため、慎重な確認が必要です。

2.シャーシや荷台、アウトリガーの状態

車両の骨格であるシャーシや荷台、そしてクレーン作業時の安定性を保つアウトリガーの状態も、安全な運用に直結します。錆びやひび割れ、大きな損傷がないかを細かく確認しましょう。

特にアウトリガーは、クレーン作業中に車体を支える重要な部分のため、その付け根部分や足元に腐食や歪みがないかのチェックが不可欠です。

3.点検整備記録簿の有無

点検整備記録簿は、その車両がこれまでどのようなメンテナンスを受けてきたかを証明する重要な書類です。記録簿があれば、過去の修理歴や消耗品の交換時期、修復歴の有無などを把握できます。

記録がしっかり残っている車両は、定期的に適切な整備が行われてきた信頼性の高い車両である可能性が高いため、優先的に検討するべきです。

4.安全装置の機能確認

クレーン車には、過負荷を検知する警報装置や、フックの巻き上げすぎを防ぐための安全装置など、様々な機能が搭載されています。これらの安全装置が正常に機能するかどうかを、購入前に必ず確認してください。

些細な不具合が重大な事故につながる可能性があるため、販売店に依頼して動作チェックをしてもらいましょう。

5.架装メーカーと部品の供給状況

古河ユニックやタダノなど、主要な架装メーカーのクレーンは、部品の入手が比較的容易です。しかし、マイナーなメーカーや古いモデルの場合、将来的に部品が手に入りにくくなる可能性があります。

購入後の修理やメンテナンスを考慮して、架装メーカーやモデルについても事前に調べておきましょう。

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中古のクレーン車でよくある3つの質問

中古のクレーン車でよくある3つの質問

中古のクレーン車でよくある質問を3つご紹介します。それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。

質問1.中古のクレーン車の価格相場はどれくらいですか?

中古のクレーン車の価格は、年式、走行距離、クレーンの性能(段数や吊り上げ能力)、車両の状態、メーカーなど、さまざまな要因によって大きく変動します。例えば、小型の2tクラスであれば数百万円から、大型の10tクラスになると1,000万円を超える車両も存在します。

価格帯の幅が広いため、予算を決めた上で、必要な性能や機能を比較検討しましょう。

質問2.中古のクレーン車を購入する際に必要な資格はありますか?

クレーン車を運転して公道を走行するためには、車両の大きさや積載量に応じた運転免許が必要です。また、クレーンを操作して荷物を吊り上げる作業を行う場合は、クレーン運転士免許または小型移動式クレーン運転技能講習の修了証が必要です。

作業内容によっては、玉掛け技能講習の修了証も求められるため、事前に必要な資格を確認しておきましょう。

質問3.中古のクレーン車購入後のメンテナンスや修理はどこに依頼すれば良いですか?

購入後のメンテナンスや修理は、専門の業者に依頼する場合が一般的です。車両本体とクレーン部分の両方を一貫して対応できる特殊車両専門の業者であれば、安心して任せられます。

また、メーカーの指定工場や、整備工場が併設された販売店で購入すると、その後のアフターサポートもスムーズに受けられるでしょう。

まとめ

まとめ

中古のクレーン車は、新車に比べて安価に導入できるという大きなメリットがあります。しかし、購入を成功させるためには、車両の年式や走行距離だけでなく、クレーンの動作やシャーシの状態、点検整備記録簿の有無など、より専門的な視点での確認が不可欠です。

特に、安全装置やラジコンの機能は、事故を未然に防ぐ上で重要なチェックポイントとなります。今回の記事で解説した5つのポイントを参考に、あなたの事業に最適な中古のクレーン車を見つけてください。

信頼できる業者を見つけ、疑問点があれば納得できるまで質問することが、後悔のない中古のクレーン車選びにつながります。特殊車両の導入を検討しているけれど、時間や費用、専門知識などの課題を抱えている方や、新車導入の費用対効果が見込めず悩んでいる方は、ぜひトムコの「特殊車両の早期収益化」サービスをご検討ください。

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