高圧洗浄車の中古相場!故障リスクの少ない車両の選び方

高圧洗浄車の中古相場!故障リスクの少ない車両の選び方

道路や下水道の清掃に欠かせない高圧洗浄車。新車購入では数百万〜数千万円の費用がかかるため、中古市場は多くの事業者から注目されています。

本記事では、高圧洗浄車の中古相場から故障の少ない車両の見極め方、購入前の必須チェックポイントまで、解説します。適切な車両選びで初期投資を抑えながら、長期間安定して使用できる高圧洗浄車の選定をしたい方はお読みください。

高圧洗浄車の中古相場の基礎知識

高圧洗浄車の中古相場の基礎知識

高圧洗浄車の中古市場では、車両の状態や性能によって価格が大きく変動します。一般的な中古高圧洗浄車の相場は以下のように決まります。

  • 車両年式:新しいほど高額(5年以内の車両は特に高値)
  • 走行距離:10万km未満が目安
  • 洗浄性能:水圧と吐出量が仕様通り維持されているか
  • タンク容量:大容量(1,000L以上)のものは需要が高い

中古高圧洗浄車の価格帯は、小型車両で100〜300万円、中型〜大型車両では300〜800万円程度が一般的です。ただし、特殊仕様や状態の良い車両はこれ以上の価格になる場合もあります。

関連記事:【最新版】高圧洗浄車とは?用途やメリット、選び方からよくある質問まで解説! – 特殊車両の販売・架装・整備なら「株式会社トムコ」にお任せ下さい。

高圧洗浄車を選ぶ際のチェックポイント3つ

高圧洗浄車を選ぶ際のチェックポイント3つ

中古の高圧洗浄車を購入する際には、適切な判断基準が重要です。中古高圧洗浄車選びの重要なチェックポイントを詳しく解説します。

1.車両本体の状態確認

中古高圧洗浄車を購入する際、まず車両本体の状態を徹底的に確認します。走行距離が10万km以上の車両は注意が必要で、特に足回りや駆動系に劣化が見られないか入念にチェックしましょう。

外装の錆や腐食は単なる見た目の問題だけでなく、車体強度にも影響します。特に水を扱う作業車のため、床面や荷台部分の腐食状況は必ず確認すべきポイントです。

2.洗浄機構と水タンクの点検方法

高圧洗浄車の核心部分である洗浄機構と水タンクの点検は特に重要です。まず水タンクに亀裂や漏れがないか、内部の腐食状況を確認します。

タンク容量は用途に合わせて適切なサイズ(一般的には500L〜4000L)であるか検討しましょう。洗浄機構では、高圧ポンプの製造年月や使用時間をチェックし、5000時間以上使用されたポンプは要注意です。

バルブやノズル類の摩耗状態、配管接続部の緩みや劣化も入念に調査します。

3.水圧性能と吐出量の適正値

高圧洗浄車の性能を判断する上で、水圧性能と吐出量の確認は不可欠です。一般的な道路清掃用途では15〜20MPaの水圧と、100〜150L/分の吐出量が標準とされています。

ただし、用途によって最適値は異なるため、自社の作業内容に合った性能かを見極めましょう。中古車両では経年劣化により公称値から10〜15%程度の性能低下が見られる場合がありますので、実測値の確認が望ましいでしょう。

故障リスクを見極めるためのポイント3つ

故障リスクを見極めるためのポイント3つ

中古の高圧洗浄車を購入する際、最も避けたいのが購入後の予期せぬ故障です。エンジン・駆動系統の診断方法、ポンプの劣化サイン、配管のチェック方法など、具体的な確認手順をご紹介します。

1.エンジン・駆動系統の診断方法

中古高圧洗浄車を選ぶ際、エンジン・駆動系統の状態は将来的なトラブルを予測する指標です。まず、エンジン始動時の異音や振動、黒煙の有無を確認しましょう。

次に、アイドリング状態での安定性をチェックし、回転数の不規則な変動がないか注視します。オイルの状態も重要で、量と色、粘度を確認し、金属片の混入がないかも調べます。

PTO(動力取出装置)の作動状態も検証し、切り替え時のショックや異音がないのを確認してください。走行テスト時には加速性能や変速ショックにも注目し、専門業者による診断機を用いたコンピューター診断を受けるのもおすすめです。

2.洗浄ポンプの劣化サインと寿命

高圧洗浄車の心臓部とも言える洗浄ポンプは、その状態が車両価値を大きく左右します。劣化の兆候として、まず水圧の不安定さや設定値からの著しい低下がないか確認してください。

作動時の異音、特に金属同士が擦れるような音や高周波の振動音は内部部品の摩耗を示唆します。また、ポンプ本体からのオイル漏れや水漏れは重大な故障の前兆です。

ポンプヘッド周辺の錆や腐食も注意が必要で、特に海水や特殊洗剤を使用していた車両は劣化が早い傾向があります。稼働時間計があれば確認し、メンテナンス履歴と合わせて評価しましょう。

3.配管・ホース類の漏れチェック

点検時にはまず、ホース全体の外観を確認し、亀裂や膨らみ、擦れによる損傷がないかチェックします。特に接続部分や折れ曲がる箇所は注意深く観察しましょう。

次に実際に加圧状態にして、微細な漏れがないか確認します。このとき、接続金具の緩みやシール部分からの滲みにも注目してください。

また、配管の腐食状態も重要で、特に車体下部や水タンク周辺の配管は錆が進行しやすいため入念に点検が必要です。高圧ホースは一般的に2〜3年、または使用状況によっては更に短い期間での交換が推奨されるため、交換履歴や予備ホースの有無も確認しておくと安心です。

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高圧洗浄車 中古でよくある質問3つ

高圧洗浄車 中古でよくある質問3つ

中古高圧洗浄車の購入に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

質問1.中古高圧洗浄車の年式と走行距離はどのくらいが適切ですか?

中古高圧洗浄車を選ぶ際、一般的に10年以内の年式で走行距離10万km未満の車両が理想的です。特に高圧洗浄機構の使用時間も重要で、稼働時間メーターが2,000時間以下の車両がおすすめです。

ただし、定期的なメンテナンスがしっかり行われていれば、年式が古くても良好な状態を保っている車両も多いため、整備記録の確認が重要です。近年の車両は排ガス規制に対応しており、NOx・PM法の規制区域で使用する場合は2006年以降の車両が望ましいでしょう。

質問2.中古高圧洗浄車の維持費や必要な点検整備の頻度はどれくらいですか?

中古高圧洗浄車の維持費は年間約50〜100万円程度が目安です。これには定期点検費用、消耗品交換、燃料費、保険料などが含まれます。

特に高圧ポンプ関連部品は高額になる場合があり、予防的なメンテナンスが重要です。

中古車両の場合は、購入後3ヶ月以内に専門業者による総合点検を実施し、その後は使用頻度に応じて点検計画を立てましょう。

質問3.中古高圧洗浄車の改造や用途変更は可能ですか?

質問3.中古高圧洗浄車の改造や用途変更は可能ですか?

参考:道路運送車両法

中古高圧洗浄車の改造や用途変更は基本的に可能ですが、いくつかの制約があります。ノズルやホースの交換、洗浄圧力の調整など軽微な改造は比較的容易ですが、タンク容量の変更や大幅な機構変更は構造変更届が必要になる場合があります。

特に車両の重量や寸法に影響する改造は、道路運送車両法に基づく「構造等変更検査」が必要です。また、産業廃棄物収集運搬など特定の業務に使用する場合は、各自治体の許可が必要になります。

まとめ

まとめ

本記事では、中古高圧洗浄車の相場から具体的な車両選びのチェックポイントまで詳しく解説しました。中古高圧洗浄車は適切な知識を持って選定すれば、新車購入より大幅なコスト削減が可能です。

ぜひチェックポイントを参考に、信頼できる販売店で納得のいく一台を見つけてください。

なお、トムコでは架装や修理・部品調達まで、お客様のニーズに合わせたサービスを提供しています。「特殊車両の導入を検討しているが、時間や費用、専門知識などの課題を抱えている」や「スポットの運行や作業が多く、新車導入の費用対効果が見込めない」といったお悩みをお持ちのお客様は、ぜひトムコの「特殊車両の早期収益化」サービスをご検討ください⇛トムコに相談する